お役に立ちます。仙台営業所新井です。
10月も最終日になりました。
今でも仙台営業所の菅原は半袖を着ています。
彼は仰っていました。「街中の誰か一人でも半袖を着ている以上は僕も半袖を着続けます」と。
いたっておかしい事では御座いません。日本は古くから四季があります。
春夏秋冬。ただ近年はもはや二季と言われ、夏・冬しかなくなってきているニュースを先日見ました。
私自身も10月はじめまでは半袖を着ておりましたが、突然肌寒くなり、今では長袖です。
ココから急加速で冬に向かうのでしょう。まだ部屋には扇風機があるのでしまわないといけません。
そしてそこで思い出しました。去年私の部屋のストーブが壊れていたことを。
本日は皆さんとストーブの歴史を学んでいきたいと思います。
日本のストーブの歴史、それはまるで寒がりな日本人の知恵と、
海外からやってきた文化が織りなす「ぬくもりの進化論」のようです。
ストーブが登場するずっと以前、日本の冬の主役は「暖身(だんしん)」の道具でした。
• 囲炉裏、火鉢(これらは部屋全体を暖めるというより、火のそばにいる人の体や、手元を温めるためのもの)
• こたつ(熱源(昔は炭火)を布団でくるみ、限られた空間だけをポカポカにする局所暖房)
• あんか、かいろ、湯たんぽ(布団の中や懐に入れて、自分の体だけをピンポイントで温める)
隙間風の多い日本の木造家屋では、「部屋全体を暖める」のは非効率だからこそ
こうした「自分の体だけを温める」暖身文化が発達したようです。
そんな暖身文化に、黒船ならぬ「ストーブ」が上陸したのは、江戸時代末期、安政3年(1856年)のこと。
函館(箱館)で英国船が持ち込んだストーブを見て、
当時の役人が、北方警備に当たる人たちのために製造させたのが、日本初のストーブだと言われています。
銅製の筒に薪を入れ、その熱で暖を取る、まさに輸入品の技術を日本人ならではの工夫で取り入れた第一歩です。
初期の主役は石炭・薪ストーブで特に北海道などの寒冷地では、
すぐに石炭ストーブやダルマストーブなどが普及し、厳しい冬の必需品となりました。
鉄道の客車にも「ダルマストーブ」が置かれ、旅人の心を温めたそうです。
日本のストーブの歴史が大きく動いたのは、戦後、特に高度経済成長期です。石油ストーブの登場です。
昭和30年代(1955年頃)に、石油を燃料とする加圧式ストーブが国産化されると、その利便性から一気に普及します。薪や石炭のように手間がかからず、煙も少ない「石油ストーブ」は、まさに**「ぬくもり革命」**でした。ガラス燃焼筒を使った反射型ストーブは、暖かさが評判となり、国民的な人気を博しました。
そしてその後、昭和50年代(1978年)頃に石油ファンヒーターの登場で衝撃を与えます。
これは、電気の力で温風を部屋中に送り込むハイブリッド暖房です。
これにより、「部屋全体を暖める暖房」が、いよいよ日本の一般家庭の主流になっていったのです。
このように、ストーブの進化は、日本の住宅構造の変化と密接に関わっています。
昔の家は隙間風が多く、部屋全体を暖めるストーブは効率が悪かった。
しかし、戦後の洋風化や、住宅の気密性・断熱性の向上により、
ストーブやファンヒーターが「部屋全体を快適にする」暖房として、その真価を発揮できるようになったのです。
まとめると、日本のストーブの歴史
1. 火鉢・こたつ(暖身の時代):自分の体だけを温める工夫。
2. ダルマストーブ(西洋文化の輸入と国産化):部屋を暖める文化への挑戦。
3. 石油ストーブ・ファンヒーター(ぬくもり革命):手軽さと、快適な部屋全体暖房の実現。
という、日本人の「寒さへの知恵」と「技術の導入・改良」が詰まった、奥深い歴史です。
最新型ストーブを購入しようと考えている中で、まずは歴史を知ろうと上記調べてみました。
温故知新。故きを温ねて新しきを知る。
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